生薬(風邪漢方)の煎じ方


荊防敗毒散加味(風邪処方) 

このお薬は風邪の初期に飲むお薬です。 

 

荊防敗毒散加板藍根
(ケイボウハイドクサンカバンランコン)
 

 

悪寒・発熱・頭痛・体の痛み・鼻閉・咳嗽などの風邪の諸症状によく効きます。板藍根には、直接の抗ウイルス作用があります。 

 
和紙袋に生薬が入っています (1袋1日分)



< 生 薬 の 煎 じ 方 > 



小さめのお鍋など加熱容器に
8001000mlの水(お湯でも可)を入れます。 
(水の量は加減してください。又、飲みにくい場合、水の量を多めにしても構いません。)  



煎じ薬の入った袋を入れます。 



火にかけ、沸騰したら蓋をかけ(吹き零れを防ぐためにふたを少しずらしてください)
とろ火で30分煎じる 

*火の取り扱いには十分ご注意ください。 

やけどに気を付けながら熱いうちに袋を取り出します。 
(入れたままですと、成分が戻ってしまいます。)
*和紙が破れやすいため、生薬の袋をお鍋の中で押さえながら別容器に移してください。

≪1回分100ml~200ml≫
状態に応じて
2~3時間ごとに服用してください。                             (水やお湯で薄めて飲んでもかまいません。) 

*1日で飲み切ることが原則ですが、24時間で程度であれば問題ありません。

煎じる事が出来ない場合は、広口の魔法瓶などに生薬の袋を入れその上に約1L(1リットル)の沸騰したお湯を注ぎ30分~40分経ってからそのうわずみ液を服用ください。(生薬が水を吸って膨らみますので取り出す際は火傷などにお気をつけください。) 

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