鈴木内科クリニック・鈴美館

鈴木内科クリニックは、漢方外来、生活習慣病外来、疼痛外来、感冒外来のクリニックです。

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ファスティング

低インスリン状態

結局のところ、ケトン体とは食べない時間に利用する人間のエネルギー源です。

低インスリン状態が必要になります。

食事をするとインスリンがでますので、糖質を利用するモードとなります。糖質を利用するモードではかなずしも血糖が高い状態とは限りません。
常にインスリンレベルが高い状態が続くとインスリン抵抗性という病理状態となります。

だから、この状態を改善させるための間欠的ファステングが必要になるわけです。
普段から糖質モードの人は寝ている間ぐらいしか、ケトンモードになれませんので、脂質代謝機能が落ちてしまっています。

この脂質代謝機能を鍛えることがケト適応です。

ケト適応すると今度は糖質代謝機能が落ちます。
ケト適応にはある程度時間がかかりますので急には無理ですが、いったん適応状態になると運動選手にとっては非常にパフォーマンスが上がります。そうでなくてもやりたいことがたくさんある人にとって、とても人生が楽しくなします。

とにかくこのケトンモードは活動するのに適しています。

食べなきゃ運動できないのは脂質代謝機能が衰えているからと思ってください。
ミトコンドリアは糖質も脂質もエネルギー源にできますが、同時に利用することは苦手のようです。

糖質制限の必要性

ファスティングという手法をとりいれると、ケトン体をだすために厳密な糖質制限をする必要性はなくなってくる。

大事なのはケトン体質であり、糖質制限そのものではないのだから。

かといって今のロカボ(穏やかな糖質制限)とも違う。

ただ糖質量は緩くていいというものではない。

逆に糖質量が少なくても、栄養価のないものに対してより厳密に制限する必要があるからだ。大事なのは糖質の量だけでなくその質になってくる。

厳しい糖質制限をする以上に効果的にケトン体質になれるのだがら、今まで一律に糖質量だけで制限されてきた食品も見直し、その利点を再評価する必要がある。

この点は従来の糖質制限を批判してきた人たちの意見も参考にすべきだ。

しかしながら、対症療法としての糖質制限の必要性はたしかにあったし、それで多くの人がひどい治療から救われてきた事実を無視して、やっぱり糖質制限は危険だったといわれることに対してはそれは次元が違うといいたい

。いろいろな事実が分かってきて修正することは必要で恥じることでもないし、糖質制限の先駆者の先生たちの功績は変わることもない。

また、がんの患者さんやインスリン分泌がすでに落ちてしまっている患者さんになどにはまた別の対応も、状態に応じて必要なのは言うまでもない。

痩せられない原因

発想を変えないと肥満は解消しません。

同じことを何度も書きますが、痩せられない原因はその体重にセットされてしまっているからです。

そして間違った体重にセットしているのはインスリン抵抗性です。

痩せられないのはインスリン抵抗性が改善していないからです。

インスリン抵抗性の改善方法はインスリンの分泌を刺激しない食事をすることですが、それでは純粋な脂肪しか食べれません。

肉を食べてもインスリンは出ます。

ホエイプロテインも強くインスリンを分泌させます。

血糖値が急に上がる糖質の食事ではインスリンはもちろん出ますが、糖質のことだけ一生懸命こだわっても、食事をすればいずれにしろインスリンは出るんです。

しかし食事はしないわけにはいきません。

だから、痩せなければならない人は回数を減らす必要があります。

その代り、その食事はインスリンが出ても構わないからしっかり栄養のある食べ物にこだわりましょう。栄養とはカロリーではありません。エネルギー源は体脂肪としていくらでもすでに体に蓄えられています。血糖が上がらなくても、中身のない食事をしてインスリンを分泌させていては、いつまでたってもインスリン抵抗性は改善されません。

糖質制限は対症療法

 

糖質制限は対症療法としては間違いではなかった。

 

従来のカロリー制限や薬物治療は事態を悪化させているだけだ。

しかし、タンパク質がインスリンの分泌刺激になることを知ってしまうと、話しはぜんぜん違ってくる。

糖質制限ではうまくいかなかったケースの理由もわかってくる。

そもそも、厳密な糖質制限の必要性の根拠が揺らいでしまう。

糖質制限を勧めてきた僕にとって不都合な真実だか、患者さんにとっては大きな福音だ。

菜食vs肉食は問題の本質ではない

菜食vs肉食 は問題の本質ではない

 

糖質代謝

vs

脂質代謝 が大切

その調整をするのがインスリンであり、

調整の破綻の原因はインスリン抵抗性

ここまではわかってた。

 

Eating

vs

Fastin

のバランスの崩れが本質であり、

その調整もインスリン

糖質は血糖を上昇させ、インスリンの分泌を刺激する。

タンパク質も血糖への影響は最小限でありながら、インスリンの分泌を刺激する!

脂肪の血糖とインスリンへの影響はどちらも最小限である。

純粋な脂肪のみの食事をのぞき、なにを食べてもインスリンへの分泌刺激は起きてしまう。