プラントベースホールフードの最大の欠点は実はその現実的ではない最低50g以上という食物繊維摂取の推奨量にありました。例えば一般的には女性で一日18g、男性20g以上が推奨される食物繊維の目安です。
なぜこんなにも取らないと効果が出ないのかというと、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をしっかり分けて考えていないからです。ここが盲点になっていたと思います。
水溶性食物繊維としてβグルカンであれば3gから6gで効果があることが、腸内細菌の研究者による研究で確認されています。
食物繊維全体の総量ではなく、水溶性食物繊維の量に焦点を当てれば、全体で50g以上などという量でなくても効果が出るというわけです。
ここに主食として麦飯をとることの最大のメリットが出てきます。これによっておかずの制約も脂質の制限も緩めても結果を出すことができるようになります。
主食は大事です。
「主食をやめると健康になる」 のではありません。
正しい主食を食べると健康になるのです。
追記
kさんがやってくれたから気がつけたんだよ。もう一度ありがとう。