水溶性食物繊維、腸内細菌

食物繊維の大切さはよく聞くところだと思いますが、食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があります。

 

腸内細菌は食物繊維を餌として短鎖脂肪酸を作り出しますが、この短鎖脂肪酸が健康を維持するうえでとても重要な様々な生理活性を持つことがわかってきました。そしてその餌となる食物繊維は水溶性食物繊維であり、野菜や果物、豆類などで含まれる量で充分に補うのはなかなか大変で、不溶性食物繊維に比べより不足しやすいのです。

 

ここに主食として大麦やオーツ麦をとることの大きな利点があります。

 

腸内細菌の分布がエネルギーの吸収度に影響し、同じものを食べても脂肪の付きやすさが違うというような話題も聞いたことがあると思います。

例えば痩せ菌としてしられるアッカーマンシア・ムシニフィラという腸内細菌は、2型糖尿病や肥満の患者において健常者より少ないということがわかっています。この痩せ菌、または善玉菌と呼ばれる腸内細菌は水溶性食物繊維の摂取量を増やすことで増やすことができ、その観点で肥満や糖尿病の治療の本質に近い食事療法なのではないかと思ったわけです。

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2019年7月25日 | カテゴリー : 食物繊維 | 投稿者 : suzukinaikaC