鈴木内科クリニック・鈴美館

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長寿者たちが食べてきた食事

長寿者たちが食べてきた食事

世界の中で100歳を超える長寿者が特に多い地域をブルーゾーンと呼びます。

そしてその代表として最初に挙げられたのは沖縄でした。

そんな長寿者たちが食べてきた食事、つまり戦前の沖縄の食事の主食はサツマイモでした。

稲作は沖縄の地形にあまり適さなかったようです。中国から伝わったサツマイモは台風などの災害にも強く、かつての沖縄では日常の食事の8割以上を占めていたようで、まさしく人々の命を支えてきたといってもよい作物でした。

さらにゴーヤ、ハンダマをはじめとするビタミン、ミネラルなど栄養豊かな島野菜や果物、島豆腐、それに魚や海藻などが日常のおかずとして食べられていたようです。おやつとしてはやはり黒糖をよく食べていたのでしょう。

また豚肉のイメージが強い沖縄ですが、かつては貴重なたべもので、日常的に食べていたわけではなかったようです。

かつての沖縄の人たちには今のように食べ物を選ぶ選択肢はあまりなかったと思います。しかし、それゆえに結果的に粗食のようであっても栄養的には豊かな食事となっていたのだろうと思います。

栄養というととかくタンパク質量にばかり目が行きがちですが、カロリーのベースとなる糖質、脂質、タンパク質以外の部分、つまりビタミン、ミネラル、食物繊維、そして植物性の様々なファイトケミカルを豊富に含んでいることを栄養的に豊かな食事と考えるからです。

サツマイモを主食にすべきといいたいわけではありませんが、プラントベースホールフードの食事とは何かというときに、この長寿者を生んだかつての沖縄の食事スタイルがまさにぴったり当てはまっている感じがしました。

菜食主義と違うのは機会があれば肉を食べていたということと、その場合すべての部分をしっかり食べる豚料理の食文化があることからもわかると思います。

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