鈴木内科クリニック・鈴美館

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ケトーシス状態を区別する

ケトーシス状態を区別する

糖質制限と脂質を強化することによって人為的に起こす栄養学的ケトーシスと、糖質中心の食事をしている人がファステングをした時におきるケトーシス状態とを区別する必要があります。

短期的な効果は同様であったとしても、長期的な結果は大きく異なってくると考えています。

以前は僕も区別できていませんでした。

なので糖質制限否定派の先生方が、絶食の利点を唱えていることに対して強い違和感を持っていましたが、今は違って見えています。

 

 

糖質制限と過剰な脂質摂取でインスリン感受性を低下させてしまっていると、糖質摂取時のインスリン分泌が多量に必要になるため、少しの糖質で脂肪分解モードを抑え込んでしまいます。

結果糖質制限している人は、酵素ファステングなどではケトン体は上昇しにくい状態を作っている。

逆に糖質を必要量しっかりとって、過剰な脂質をとらない人はインスリン感受性が良好なため、結果内因性ケトンは逆に出やすくなる。という理由なのですが、なぜかこの機序が糖質制限に思考回路がはまってしまうと全く理解できなくなるようです。

理解したくない防御規制が働くのかもしれません。

 

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