鈴木内科クリニック・鈴美館

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肥満の原因は一つではなく、様々な要素があるということ

肥満の原因は一つではなく、様々な要素があるということ

The obesity codeからホルモンバランスを整えるための方法論として間ファスを知りました。

Dr Fungの優れていることは、肥満の原因は一つではなく、様々な要素があるということを強調していることです。

様々な要因がそれぞれある意味正しく、ある意味間違っており、一つの要素で説明すること自体がおかしかったのだという考え方にあると思っています。

 

カロリー制限ですら、正しい部分はあるのです。

でもそれでは一部しか解決できない。

 

ですから、糖質制限も正しいか間違っているかは議論する意味はない。

 

糖質制限だけでは解決できないことに対して、別の要素を考慮に入れる必要があったのは当然です。

 

肥満の原因をホルモンの異常としてとらえ、それを共通の枠組みとして、個々にホルモン異常をきたす原因を検証することによってより議論を深める必要がある。

それが、Dr Fungのもっとも主張したかったことであるというのが、私の解釈です。

 

最近、特に無視できないと思うようになったのは、今更ですがやはり気候や風土、人種の違いによる食事への影響です。

 

肥満の原因としてDr Fung はインスリン過剰によるインスリン抵抗性を重視していますが、それは欧米人がこのタイプが非常に多いためであり、これとてそれがすべてであるといっているわけではありません。

特に加工食品に含まれるよくない脂のことなども同様にインスリン抵抗性の原因として挙げています。

 

日本人の場合欧米型の肥満は少ないので、インスリン過剰もある程度当然関与しますが、それ以外の要素の方をより考慮する必要性があると強く感じますし、それが今後の検証課題です。

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