糖質制限の是非云々より前に、糖尿病学会にかかわらず、ほとんどすべての医学会がカロリー制限理論と運動療法を生活指導の基本にしているということが大問題であるということです。
事実上成功することが極めてまれであることが、何度も証明されてきた理論を患者に押し付けている。
この理論はむしろ失敗することが約束されているといってもいいぐらいの欠陥理論である。
強調しておきたいのは、様々な病気の原因となる肥満症の治療の根幹は、インスリン抵抗性を中心としたホルモンの異常であるという共通認識からスタートしなければならないということです。