鈴木内科クリニック・鈴美館

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ケト適応の生理学 ナンバー3

ケト適応の生理学 ナンバー3

ケト適応 ナンバー3
一日当たりの糖質量が50g以下というのがケトーシスのための目安ですが、7,80gでも完全なケトーシス状態で脂肪を燃やすことができる人もいれば、インスリン抵抗性があったり、2型糖尿病であったりする場合3,40g以下にする必要があるなど個人差があります。そのため、ケト適応するための指標として血中ケトン濃度を測定することは、大きな意義があります。体重減少を目的とした場合の最適なレベルは、朝の空腹時で以下のようになります。

 

0.5 mmol/L以下はケトーシスとは言えないレベル
0.5-1.5 mmol/L は程よいレベル
 1.5-3 mmol/L が体重減少に関しては最適レベル
3mmol/L 以上はあまり必要ありません。高すぎるのは十分な食事をとっていないときや、1型糖尿病の時におこります。

 

血中ケトンレベルが0.3以上になるとグレリンという飢餓感をおこすホルモンの上昇をおさえるようになります。自分の経験的にも食事をとっていなくても1以上では空腹感はあるものの、飢餓感はなくなります。バターコーヒーやココナッツオイルをとることなどは血中ケトン値を一時的に上昇させますので、ダイエット初期でまだケトンの上昇の少ない時期、飢餓感をおさえ、糖質への渇望感を乗り越えるためにもうまく利用することは良いと思います。

いろいろな状況で血中ケトン値を測定することで、どのような食事でケトーシスを維持できるか、かなりわかるようになります。食事を評価してくれる専属のパーソナルトレーナーとおもうと、測定キットやチップにかかる費用は安価です。

本気で体質改善を図りたい方にはおすすめです。

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